導入事例
BCP対策… 事務員と現場のコミュニケーション円滑化へ
山本建設株式会社
- 所在地
- 高知県幡多郡黒潮町
- 導入プラン
- ウェブサイト
- https://yama-ken.jp/

導入背景
- 以前の安否確認システムでは未回答者への再通知は手動で行う必要があり、失念や全社員へ誤って再送することがあった
- 安否確認訓練の結果をリアルタイムに共有できなかった
- 社内でチャットを使用していなかったため、情報共有が滞ることがあった
- 自動返信機能があるため、ヒューマンエラーが減った
- リアルタイムに全員の状況(避難場所や周辺道路の状況まで)を共有できる
- チャットを使用することで連絡の行き違いが減った
「クロスゼロ」を選定したきっかけ
令和6年4月17日発生の豊後水道地震発生時の安否確認で以前使用していたアプリでは安否報告状況の確認がしづらかったため、新しいシステムへの変更を検討していました。
ある時、建設システムさんのHPをみてこれは金額的にも安いし使えそうと思い導入に至りました。アプリの導入についてはスマホに不慣れな社員もいたので、個別対応を行いました。
また四国BCP審査会に行う報告も兼ねて「クロスゼロ」の回答に慣れるため、定期的に安否確認訓練を行いました。年4回ほど行い、うち1回は発災を想定した施工中現場の点検訓練にも使用しています。

安否確認訓練や施工中現場の点検訓練などの具体的な課題点は?
安否確認訓練では目標として『発災後3時間以内に本人と家族の安否を確認し返信率100%』としています。事前連絡をする・しない、平日または休日かで返信率は大きく変わりました。ただ再通知する場合、以前は手作業でしたので失念や全社員に再送信することがありました。「クロスゼロ」は再通知も自動配信で避難先の入力も必須にできるので便利です。ただ休日に訓練を実施した場合や出張中の社員は翌日返信になる人がいました。理由としてはパスワードを忘れた、通知が鳴らなかったなどがあげられます。
施工現場点検訓練では掲示板を使用しています。会社で契約しているのでフリーのチャットと違い、嫌がる人もなく運用できています。
その他にどのようなメリットがありましたか?
事務員と現場職員の事務的なやりとりに積極的にチャットを使用しています。現場からスマホで依頼でき事務所に帰ってPCで送らなくていいので素早く対応できます。また個人チャットを使用しないのでプライバシー保護の利点があります。
安否確認訓練ではリアルタイムに全員の状況(避難場所や周辺道路の状況まで)を共有できるので便利です。以前の安否確認メールはWEBブラウザの為、スマホでの内容確認がわかりにくかったです。スマホでの確認はやはりアプリが見やすくていいですね。

